カーナビ盗難対策のポイント

カーナビの利用者は年々増加傾向にありますが、それに伴いカーナビの盗難も多発しています。
部品ねらいの被害におけるカーナビ盗難件数は増加しており、部品ねらい全体に占める割合も拡大しています。今回は、社団法人日本損害保険協会調査の「2009年度自動車盗難事故実態調査」(調査期間2009年11月1日~11月30日)より、車上ねらいについて一部抜粋します。

知っておきたいカーナビ盗難対策のポイント

短時間でも車から離れるときは必ずキーを抜き、ドアをロックしましょう。
車から離れるちょっとした間でも施錠する習慣をつけましょう。

防犯カメラなど、防犯設備の整った駐車場に停めましょう。
照明がなく、壁などでさえぎられて見通しの悪い駐車場は狙われやすく、駐車場は防犯設備や環境の整ったところを選び、自宅駐車場には常備灯やセンサー付きライト、防犯カメラなどを設置しましょう。

自動車盗難防止機器を活用しましょう。
自動車盗難防止機器の中でも、センサーが振動、衝撃、音な
どの異常を感知して、警報を発する警報装置が効果的です。

セキュリティコード機能を搭載したカーナビを選びましょう。
暗証番号を入力しないと起動しないセキュリティコード機能
の搭載されたカーナビが普及し始めています。

取り外しのできるタイプのカーナビは、自宅に持ち帰りましょう。
簡単に取り付け・取り外しのできるコンパクトなポータブルタイプのカーナビもあります。
また、カーナビにカバーを掛ければ、人目につきにくくなります。

カーナビにカバーを掛けましょう。
カバーを掛けると人目につきにくく、カーナビの機種を特定できないことから盗みづらくなります。

固定式のカーナビは、盗難防止ネジを活用しましょう。
盗難防止ネジを活用することで、更に取り外しが難しくなります。

カーナビ(後付)を購入したら、カーナビの製造番号が記載された保証書類は大切に保管し、ハガキまたはWEBでユーザー登録を行いましょう。
製造番号があれば被害品の発見、返還がしやすくなります。