(1)
視界を確保するためワイパーを最速にして作動させましょう。
それでも雨滴が拭い切れない場合、
走行を続けると危険なため、安全な場所に車を止め、
豪雨がおさまるまで待機しましょう。
(2)
海岸や河川の近くを走行すると、高波や河川の
氾濫に巻き込まれる危険がありますから、
できるだけ避けましょう。
また、危険を感じたら速やかに高台に避難しましょう。
(3)
集中豪雨によって、鉄道や高速道路などの
高架下が冠水することがあります。
このような場所を強引に通過すると、
エンジン内やマフラーに浸水し立ち往生してしまう
危険がありますから、冠水箇所はできるだけ避けて走行しましょう。
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■緊急地震速報が出されたとき
走行中に、走行している地域に緊急地震速報が
出されたときは、周囲の状況に応じて、
あわてることなく非常点滅表示灯を点灯するなどして
周囲の車に注意を促してから、
急ブレーキを避け、ゆるやかに速度を落としましょう。
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■大地震が発生したとき
走行中に大地震が発生したときは、次のような措置をとりましょう。
(1)
左に寄せて停止する
急ハンドルや急ブレーキを避け、ハンドルをしっかりと握ってゆっくりと減速し、
ハザードランプを点滅させてできるだけ道路の左側に寄せて停止しましょう。
そばに大きな建物がある場所は避けましょう。
(2)
カーラジオ等で情報を収集する
揺れが収まるまで車外に出ないようにし、カーラジオなどで地震情報や
交通情報を聞いて、正確な情報を得るようにしましょう。
その後、得た情報に応じて適切に行動しましょう。
(3)
引き続き運転するときは障害物などに注意する
引き続き運転をするときは、道路の損壊や信号機の作動停止、
道路上の障害物などに十分注意しましょう。
(4)
車を道路外の場所に移動する
車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所(空地や駐車場など)に
移動しておきましょう。やむを得ず道路上に置いて避難するときは、
道路の左側に寄せて駐車し、エンジンキーを付けたままにして、
窓を閉め、ドアロックはしないようにします。
なお、駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の妨げになるような
場所には駐車してはいけません。
(5)
避難のための車の使用は原則禁止である
・津波から避難するためやむを得ない場合を除き、
避難のために車を使用しないようにしましょう。
・津波から避難するためやむを得ず車を
使用するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、
道路上の障害物などに十分注意しながら運転しましょう。