コラム  ---これで解決!食中毒予防のポイント



食中毒予防の基本は手洗いといわれています。
手洗いの励行はもちろん、食品の保存から調理前、調理中、食事中、
後片付けにも注意が必要です。
今回は、農林水産省HPより食中毒予防のポイントを抜粋しました。



■ 買ってきた食品の保存 〜「冷蔵庫に入れておけば大丈夫?」〜



■お買いものから帰ったら、表示を確認して、冷蔵や冷凍の必要な食品は、
  すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

■食品には、その種類に応じた適切な保存方法があります。
  何でも冷蔵庫に入れて冷やしておけば問題なし!というわけではありません。

■常温保存できる食品であっても、高温になりやすい場所、日光のあたる場所、
  湿気が多い場所での保存は避けましょう。

■食品を流し台の下に保存するときは、水に濡れないように注意しましょう。

■食品を床に直接置くのもやめましょう。
  おいしいにおいに誘われて、ネズミやゴキブリが寄ってきてしまいます。

■開封、開栓した食品は、早めに使い切りましょう。


■ 調理前 〜基本は手洗い〜




■食材や食器にさわる前はもちろん、
生の肉・魚介類にさわった後や、
料理の途中でトイレに行ったり、
ゴミ箱にさわったり、おむつを交換したり、
ペットにふれた後には忘れずに手を洗いましょう。

■台所は清潔にしましょう。

■調理器具や食品は清潔なものを使いましょう。

■洗える食材は、しっかりよく洗いましょう。

■冷凍された食品は、使う分だけを解凍し、解凍したらずぐに調理しましょう。

■冷凍された食品の解凍は、電子レンジや冷蔵庫の中で行いましょう。
 水を使う場合は、流水で。常温で解凍したら放置しないようにしましょう。

■カビの生えた食品は、食べないようにしましょう。


■ 調理中



■ここでもまず手洗いを忘れずに。

■時計や指輪、アクセサリー、つけ爪などは
  手からはずしましょう。

■手にケガをしているときは、調理しないようにしましょう。

■お腹の調子が悪いとき、気分が悪いとき、熱があるときは、
  できれば調理はやめましょう。

■包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、
  生の肉や魚介類はあとで切りましょう。
  生の肉や魚介類に使った包丁やまな板と、調理済みの食品がふれないように
  しましょう。

■調理前の肉や魚介類などの汁が、生で食べるものや調理済みの食品に
  かからないようにしましょう。

■酢は細菌が増えるのを抑える効果があるといわれています。
  調理のときに上手に活用しましょう。

■加熱する食品は中心まで十分に加熱しましょう。

■電子レンジを使う場合は、食品全体に熱が行き渡るよう注意しましょう。

■調理を始めたら、最後まで作ってしまいましょう。

■調理が終わったら、きれいに洗った手で、清潔な器具を使って、
  清潔な食器に盛り付けましょう。

■生の肉や魚介類にさわった調理器具は、使い終わったらすぐに、
  よく洗いましょう。


■ 食事中・食後



■食事の前には必ず手を洗いましょう。

■調理された食品は、早めに食べましょう。

■作りおきの料理を食べる場合は、十分に加熱しましょう。

■食べ方に気を付けましょう。

■残った食品を扱う前も手洗いから始めましょう。

■残った食品は清潔な器具、容器を使って保存しましょう。

■残り物で、時間が経ってしまっている食品があったら、思い切って捨てましょう。


■ 後片付け




■食後の食器や調理器具は、放っておかず、できるだけ早く洗いましょう。

■タオルやふきんは、清潔な乾燥したものを使いましょう。

■食器や調理器具を洗う際に使ったスポンジやたわしなども、使った後すぐに
  洗剤と流水でよく洗い、乾かしましょう。

■調理する場所だけでなく、流しや三角コーナーも毎日きれいに洗い、
  清潔な状態にしておきましょう。

■包丁やまな板などの調理器具、スポンジ、ふきんなどは、熱湯または
  漂白剤などを使って消毒しましょう。


出典:農林水産省HP/http://www.maff.go.jp  「これで解決!食中毒予防のポイント」